2019年1月3日木曜日

2019世界に挑む日本選手は? 先陣は1.26井上岳志
各階級をチェック(前編)

 年末に6つの世界戦が行われ、ひと息ついたところだが、2019年も多くの日本人選手が世界の舞台に立つことが予想される。まずは現在の世界王者をおさらいしながら、各階級の有力選手を見てみよう。

■日本人世界王者
WBA・L・フライ級スーパー 京口紘人(ワタナベ)

WBC・L・フライ級 拳四朗(BMB)

WBOフライ級 田中恒成(畑中)

WBAバンタム級 井上尚弥(大橋)

WBCバンタム級暫定 井上拓真(大橋)

WBC・S・バンタム級暫定 亀田和毅(協栄)

WBO・S・フェザー級 伊藤雅雪(伴流)

 これらの王者たちの中で、WBSSバンタム級トーナメントに出場している井上尚弥はV2戦兼準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と今春対戦する予定。日時と開催地はまだ発表されていない。

 暫定王者の2人は正規王者との統一戦が指令されるはずだが、まだ具体的な話にはなっていない。それ以外の王者も次戦は今のところ未定だ。

先陣を切って世界に挑む井上岳志

 

 2019年、日本選手で世界の舞台に立つトップバッターは1月26日(日本時間27日)、米テキサス州ヒューストンでWBO世界S・ウェルター級王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)に挑戦する井上岳志(ワールドS)。他の日本選手に勢いをつけるようなファイトが期待される。

田中との対戦も期待される田口、フライ級で復帰か

 

■フライ級
 日本王座を返上した黒田雅之(川崎新田)はIBF同級の指名挑戦権を保持しており、大みそかに坂本真宏(六島)を退けた王者モルティ・ムザラネ(南ア)と次戦で対戦か。交渉次第で今春の挑戦を目指す。

 また、WBA・L・フライ級王座を7度防衛した田口良一(ワタナベ)が階級をアップしてフライ級に参入する見込み。田中との激戦でWBO王座を奪われた木村翔(青木)の動向も注目される。

今年は4階級制覇に挑戦する八重樫

 

■S・フライ級
 黒田と同じくIBFの指名挑戦権を獲得しているのはS・フライ級の船井龍一(ワタナベ)だ。王者ジェルウィン・アンカハス(比)への挑戦がいつ実現するかは不明だが、船井本人は「次は世界」と燃えている。

 このクラスは4階級制覇を狙う八重樫東(大橋)にも注目だろう。陣営も19年を勝負の年に位置付けており、いよいよ4階級制覇をかけた世界挑戦が実現しそうだ。

デビューから14戦無敗の小浦も世界を狙う

 

■ミニマム級
 第一人者はOPBF王座を3度防衛している小浦翼(E&Jカシアス)。4団体でランク入りしており、WBCは3位、IBFは4位だ。ジム期待の谷口将隆(ワタナベ)はWBOアジアパシフィック王者となり、WBOランキングは2位。陣営は大いにプッシュしていくだろう。