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井上尚弥とダブル 清水聡の世界戦展望 左強打は炸裂するか!?

2023年7月16日 9時40分

 ロンドン五輪銅メダリストの清水聡(大橋)がプロ入り8年目で念願の世界戦リングに立つ。挑むWBOフェザー級チャンピオン、ロベイシー・ラミレス(キューバ)は五輪2大会連続金メダル等清水をしのぐアマチュア歴があるサウスポーだ。重い十字架を背負って戦ってきた37歳のベテランが迎える「審判の日」、その結末やいかに。《文=本間暁/ボクシング・ビート8月号より》

 「なんといっても、2大会連続金メダリストですからね」

 王者ラミレスについて訊ねると、清水は真っ先に、こう切り出した。自身も青春時代のすべてを注ぎ込んだアマチュアスポーツ最大のイベント、オリンピック。清水も2大会連続出場を果たしており、2008年北京ではフェザー級出場で初戦(2回戦)敗退したものの、同クラスが廃止された12年ロンドンではご存じのとおりバンタム級で銅メダルをもぎ取った。当然のことながら頂の高さは骨身に沁みている。もちろん決してまぐれでは勝ち上がれないということも。それだけに、チャンピオンに対しての最大級の敬意と賛辞を呈している。

 だが、この想いを強く持ちすぎることは禁物。いわゆる“名前負け”。戦う前から警戒心が勝り、余計なものを背負うはめになる。そういった選手が本来の動きをできるかどうか。それはあらためて言うまでもない。

 では、はたして清水はどうか。冒頭の言葉に続き、彼が口にしたのは「……って、ラミレスのハードルを上げておきます」だった。そう言いながら、いつもどおり茶目っ気たっぷりに微笑んだ。

 「今日だけは憧れるのをやめましょう」。ワールド・ベースボール・クラシック決勝直前、チームを鼓舞した大谷翔平ではないが、清水はとうにそんなものは捨て去っている風情。むしろ大物食いをことのほか楽しみにしているといった様子だった。

 一戦必勝、負けたら最後、いわば極限状態を戦い抜いてきた者の肚の座り方、メンタルタフネスを痛感させられる。それはもちろんラミレスにも同じことが言えるが、清水には銅と金の間に横たわる格差を卑下する素振りは微塵も感じられず、ビッグネームとプロのリングで戦える喜びすら窺わせる。

 ここでラミレスの横顔をおさらいしておこう。10年世界ユース選手権バンタム級優勝。前述のとおりロンドン(フライ級)、リオ(バンタム級)と五輪2大会連続金メダル。ロンドンでは初戦で須佐勝明を下し、リオでは準決勝でムロジョン・アフマダリエフ(カザフスタン=前WBAスーパー&IBF世界スーパーバンタム級チャンピオン)、決勝では今をときめくシャクール・スティーブンソン(米)を破っており、この事実だけでも強烈な印籠となろう。..

 7.25決戦が近づくラミレス対清水。展望記事全文は発売中のボクシング・ビート8月号に掲載しています。
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