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ライト級王者デービスが出所 ガルシア戦の報酬42億円 次戦もビッグマッチか

2023年7月19日 8時51分

 WBAライト級レギュラー王者“タンク”ことジェルボンテ・デービス(米=写真)が現地時間15日、米ボルティモアの刑務所から出所した。デイビス(28)は5月初旬に行われたひき逃げ事件の公判で90日間の自宅謹慎処分などを通達された後、6月初めの緊急公聴会で残りの期間(当時で約60日間)収監が言い渡された。しかしデービスが服役した日数は44日間だった。第一報はESPNドットコムが伝えた。

 デービスが刑務所の係員に付き添われて出所する姿はファンがソーシャルメディアで発信。白いTシャツ姿で髪は長く伸びていた。翌16日、デービスは自身のソーシャルメディアで札束をたくさん手にした写真を投稿。以前、彼をプロモートしたフロイド・メイウェザー氏ばりの姿にファンから批判的なコメントが寄せられている。本人は“全快”をアピールしたかったようだが……。

 一方で米国メディアによると4月のビッグマッチ、ライアン・ガルシア(米)戦のデービスの報酬は最終的におよそ3000万ドル(約42億円)に達したという。PPV購買件数が120万件を超え、予想以上の収益があったことが理由。ガルシアも半額の1500万ドル(約21億円)を稼いだと言われる。

 3年間の保護観察処分などまだ楽観はできないが、ひとまず自由の身となったデービスにはビッグマッチが目白押し。ライト級4団体統一王者デビン・ヘイニー(米)、3階級制覇を目指すシャクール・スティーブンソン(米)、引退を撤回した2階級王者テオフィモ・ロペス(米)らの名前が候補に挙がる。

 なお、デービスが早めに出所できたのは、彼の弁護士の働きかけによるものと言われる。Photo by SUMIO YAMADA

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