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「リゴンドウを倒した男」天笠尚が復帰宣言

2015年1月15日 20時09分

 暮れのWBA・WBO世界S・バンタム級王座挑戦(大阪)で敗れはしたものの無敵王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)から2度ダウンを奪う大善戦で名を上げた天笠尚(山上)が15日、郷里の群馬県太田市役所に清水聖義市長を表敬訪問し、「次は頑張れ」と激励された。

天笠尚が現役続行宣言(ボクシングニュース)
ボクシング・ビート最新号、リゴを倒したページを手に天笠

 試合では顔が大きく腫れて11回終了後棄権TKO負けとなり、初挑戦は失敗に終わったが、不敗王者を倒す大善戦。これが認められて、年間表彰選手の記者投票で「敢闘賞」を受賞した。敗者がこの種の表敬訪問を行うのは異例だが、後援会のはからいで実現したもの。天笠が市役所を訪れると、市長はじめ多くの職員が拍手で迎え、花束のプレゼントも。ちょっとしたヒーローの凱旋のようだった。

 天笠はメディアの取材にも応じ、「想定外だったのはリゴンドウのパンチの強さ。ハンマーでたたかれたようだった」「試合が決まってからずっと楽しかった」と振り返った。7回にダウンを奪った時は、「あまりにイメージ通りだったので、びっくりした」という。倒した直後にバンザイして跳び上がり、コーナーポストに駆け上がって喜んだ件については「はしゃぎすぎました」と反省も。次はできればベストのフェザー級で世界挑戦したいと今後の抱負を語っていた。

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