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丸木凌介、WBCユースタイトル初防衛

2015年7月27日 11時08分

 26日、愛知県刈谷市の刈谷市産業振興センターあいおいホールにて行われたWBCユースS・ウェルター級タイトルマッチは、チャンピオンで日本同級6位の丸木凌介(天熊丸木)が挑戦者ジョン・ルバ(インドネシア)を判定に下し、初防衛に成功した。セミでは日本ウェルター級12位の塚原信一(HEIWA)が、川瀬源(松田)に4回KO勝ちを収めた。

タイトル初防衛の丸木凌介と兄の和也

◇WBCユースS・ウェルター級タイトルマッチ
丸木凌介(天熊丸木)[3-0(97-93×2、96-94]ジョン・ルバ(インドネシア)
 開始からシッカリと左を突いて試合を組み立てていく丸木。2回の1分過ぎには右ストレート、左フックのカウンターでルバをグラつかせると、ロープに追って連打をまとめる。丸木は力強い左ボディも繰り出すが、インドネシア・ウェルター級王者のルバは倒れない。距離が近づくと振り回して応戦。右のクロスをヒットさせた。4回終了時点での採点は、40-36、39-37、38-38で丸木のリードした。
 5回のルバは反撃、右オーバーハンドで丸木をロープへと追い詰める。丸木は終始ジャブを起点に動き、強い左ボディを何度となく当てるがルバは怯まず怖い右を振るい続ける。9回、インターバルで激しいゲキを受けたルバはこれまでより圧力を強め、前進して丸木のボディを叩く。最終回、打ち気満々の表情に見えるルバだが、距離を取られて逆に手数が出ない。しかし最後の打ち合いを受けて立った丸木が、24歳を越え、最初で最後となるユースの防衛戦に勝利した。

◇62.5キロ8回戦
塚原信一(HEIWA)[KO4回1分36秒]川瀬源(松田)
 川瀬は初回中盤に右ストレート、2回序盤には左フックをクリーンヒットし、塚原の動きを止める場面があったが、ラウンド中盤、塚原がパンチで川瀬の右目付近を切り裂くと、徐々に試合を支配し始める。3回終了間際に強い右で川瀬の身体を泳がせた塚原だが、4回、川瀬の大きな左右スイングでコーナーに詰められた。しかしその瞬間、塚原の左ショートがカウンターで炸裂。大の字に倒れた川瀬にテンカウントが数え上げられた。

◇S・バンタム級8回戦
奥田翔太(岐阜ヨコゼキ)[2-1(77-75、77-76、75-77]深蔵和希(HEIWA)
◇ウェルター級6回戦
森定哲也(ニイミ)[TKO4回終了]森本貴之(SFマキ)
◇L・フライ級6回戦
滝川潤(薬師寺)[3-0(58-56×2、60-55)]松井謙太(三河)
◇56.0キロ6回戦
山本拓哉(エディタウンゼント)[TKO5回1分4秒]五十嵐嵩視(トコナメ)

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