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ワイルダーvsポベトキンはモスクワで、ロシア側発表

2016年3月29日 10時07分

 WBC世界ヘビー級タイトルマッチ、王者デオンタイ・ワイルダー(米=写真左)vs挑戦者1位アレクサンデル・ポベトキン(ロシア=写真右)が5月21日、ロシア・モスクワで挙行される運びとなった。28日(日本時間29日)ポベトキンのアンドレイ・リャビンスキー・プロモーターが「会場がモスクワのメガスポーツ・アリーナに決定した」とメディアに通達した。

 これが4度目の防衛戦となるワイルダー(36勝35KO無敗)と指名挑戦者ポベトキン(30勝22KO1敗)の一戦は興行権をめぐり入札に持ち込まれ、715万ドル(約8億円)を提示したリャビンスキー氏とロシア経済界の大物バルド・ヒューノフが開催権をゲット。他方でワイルダー陣営が米国での開催を主張。会場にワイルダーがアルツール・スピルカ(ポーランド)とのV3戦を戦ったニューヨークのバークレイズ・センターが挙がっていた。

 しかしロシア側がスケジュールを発表したことで、ワイルダーのロシア行きはほぼ決定的となった。WBCによると落札金額715万ドルのうち、10%をWBCがプールし、試合後勝者に渡される。現状でワイルダーの保証額は約450万ドル、ポベトキンは約193万ドルになる。

 会場のメガスポーツ・アリーナのキャパは1万3926人。当初4月30日、同じモスクワで予定されたWBA王者デニス・レベデフ(ロシア)とIBF王者ビクトル・ラミレス(アルゼンチン)のクルーザー級統一戦がセミ格で組み込まれる見込みだ。

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