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2018年5月4日 金曜日

ゴロフキンがカネロに不信感 再戦あるのか?

 ミドル級3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が5日(日本時間6日)、米カリフォルニア州のスタブハブ・センターでバネス・マルティロスヤン(アルメニア=米)と防衛戦を迎える。WBA王座の防衛は20度目となり、バーナード・ホプキンス(米)の持つミドル級連続防衛記録と並ぶが、メディアの関心は、サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)との再戦が実現するかどうかに向いている。

 ゴロフキンは本来なら5日、昨年9月にドローに終わったカネロとのリマッチに臨むはずだった。しかし、カネロにドーピング違反が発覚、ネバダ州が6か月間の出場停止処分を下し、ゴロフキンは代役のマルティロスヤンと対戦することになった。

 とはいうものの、ゴロフキンvsカネロは大きなビジネスになるビッグマッチ。処分が8月17日に解けることから、新たに9月15日に再戦する、というニュースが盛んに報じられた。

 しかし、マルティロスヤン戦を前にして、ゴロフキン陣営は9月のカネロ戦に懐疑的な見通しを示した。ESPNによると、ゴロフキンのトレーナー、アベル・サンチェス氏は次のように憤る。

「(2、3週間前、カネロのプロモーターである)オスカー・デラホーヤ氏はカネロが毎日検査を受けると言った。しかし、彼は検査を受けていない」

 ゴロフキン本人はもっと辛らつだ。「カネロは大きな問題を抱えている。彼はドーピング検査にひっかかったダーティー・ファイターだ」。ヤフー・スポーツの取材には「実現の可能性は10%」と発言した。

 カネロの態度に不信感をあらわにするゴロフキンとサンチェス氏は「カネロ以外の選択肢もある」と声をそろえる。

 サンチェス氏はWBO王者ビリー・ジョー・サンダース(英)、WBCの指名挑戦者となったジャモール・チャーロ(米)、WBAの挑戦権を獲得したダニエル・ジェイコブス(米)、IBFが指名挑戦者に指名したセルゲイ・デレフヤチェンコ(ウクライナ)、そしてWBAレギュラー王者、村田諒太(帝拳)の名前を挙げた。

 ビジネス的な視点に立てば、カネロがクリーンであることを可能な限り誠実に証明し、9月の再戦にいたればベスト。ゴロフキン陣営も9月の再戦を完全に否定はしていない。

 しかし、現状のままで再戦を強行すれば、ボクシングそのものの信頼をさらに傷つけることになるだけに難しところ。この試合が成立するかどうかで、村田を含むミドル級トップファイターたちのマッチアップにも影響するだけに、今後の動向から目が離せない。

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