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チャーに違反薬物発覚 オケンド戦はキャンセル

2018年9月21日 15時27分

 29日ドイツのケルンでフレス・オケンド(プエルトリコ)と防衛戦を予定していたWBAヘビー級“レギュラー”王者マヌエル・チャー(ドイツ=33)だったが、ドーピング検査で違反薬物が発見され、試合は中止となった。VADA(ボランティア・アンチドーピング協会)が実施した検査で、チャーから2種類の筋肉増強剤が見つかった。

 シリア出身(レバノン説もあり)でドイツを本拠地にするチャーは昨年11月、王座決定戦でレギュラー王座に就き、今回が初防衛戦だった。オケンドは以前、元WBO王者シャノン・ブリッグスと同タイトルの決定戦がセットされたが、ブリッグスに薬物反応が出て中止となった前例がある。

 オケンドと陣営は別の相手との決定戦をWBAにリクエストするが、45歳の老雄は4年以上リングに上がっておらず、法廷訴訟などでランキングを維持した背景がある。

 WBAヘビー級は“スーパー”王者アンソニー・ジョシュア(英)、暫定王者トレバー・ブライアン(米)が君臨しており、王者乱立状態となっている。

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