井上尚弥に挑戦のパヤノ “モンスター退治”に自信
2018年10月2日 14時42分
2018年10月1日 21時10分
前日本フェザー級王者で現6位の大橋健典(角海老宝石)が1日、後楽園ホールの「SLUGFEST」に登場。佐伯瑠壱斗(岐阜ヨコゼキ)に3-0判定勝ちし、日本王座陥落から再起した。前座では高校時代に3冠を獲得するなどしたルーキー中嶋憂輝(角海老宝石)がB級デビュー戦を飾った。
◇57.5キロ8回戦
大橋健典(角海老宝石)[3-0(78-73×2、79-72)]佐伯瑠壱斗(岐阜ヨコゼキ)
大橋はジャブから右ストレート、左フックを狙い、体をつけてもみ合うシーンが多かったが、ここでは離れ際を狙った。4回に左フックを決めると、佐伯が右目じりをカットした。
大橋は6回には右ストレート、左フックから一気に攻勢に出て、佐伯を追い込んだが、ここから佐伯も猛反撃し、大橋をロープに押し込んで連打を見舞った。佐伯は最終回も粘って前に出たが、終了間際に大橋の右でヒザをつくダウン。立ち上がったあとにゴングとなった。大橋は16勝10KO5敗2分。佐伯は奮闘及ばず7勝1KO2敗。
◇フライ級8回戦
佐藤剛(角海老宝石)[TKO5回1分44秒]近藤冬真(蟹江)
17年全日本L・フライ級新人王のサウスポー佐藤はファイター。初回からガンガン前に出て、2回に左ストレートで近藤をキャンバスに沈めた。ここから近藤も右アッパー、回転の速い連打で渡り合ったが、5回に左フックを打ち下ろされて2度目のダウン。立ち上がったもののストップを宣告された。日本L・フライ級10位の佐藤は8勝4KO1敗1分。近藤は7勝1KO4敗。
◇62.0キロ8回戦
斎藤一貴(角海老宝石)[3-0(78-75、78-74、79-74)]レイ・ラモス(比)
元トップアマの斎藤は7月、タイ人選手にまさかのTKO負けでプロ初黒星。同じ轍は踏むまいと、足とカバーリングでディフェンスを意識しながら、ジャブから右ストレート、左ボディにつなげていく。優勢に試合を進めていたが、4回に右を食らうとグラグラになる大ピンチ。ここを懸命のクリンチ連発でなんとか逃れた。
5回に持ち直した斎藤は6回以降、鋭いジャブや右を当てたが、無理に倒しにいかずキャリア初の判定勝ちをものにした。日本ライト級8位の斎藤は6勝5KO1敗。ラモスは7月の西谷和宏(VADY)戦に続いて連敗。8勝3KO10敗2分。
◇フライ級8回戦
山内涼太(角海老宝石)[TKO3回終了]リオ・ナインゴラン(インドネシア)
スピードのある山内はジャブを突きながら慎重に立ち上がり、初回終了間際に右ストレートをボディに打ち込んでダウンを奪う。3回に入ると距離を詰め、右ストレートからの連打でダウンを追加。ナインゴランは立ち上がったが、インターバルで棄権を申し出た。山内はデビューから4連続KO勝ち。ナインゴランは4勝3KO9敗。
◇S・ライト級8回戦
塚田祐介(角海老宝石)[3-0(80-72×3)]ヘンディー・ルイス(インドネシア)
吉祥寺鉄拳8に所属していた塚田の移籍第1戦。身長で15センチほど上回る塚田は初回からジャブ、右ストレート、左右のボディ攻撃を繰り出したが、ほとんど攻めないルイスに最後まで粘られた。塚田は9勝3KO7敗。終盤に少し攻めたルイスは9勝4KO16敗2分。
◇L・フライ級6回戦
中嶋憂輝(角海老宝石)[KO2回2分20秒]ソンポン・パーンエーム(タイ)
奈良・王寺工高で高校3冠を獲得し、芦屋大でも活躍した中嶋がB級プロデビュー。ジャブを突きながらていねいに滑り出した中嶋は初回に左フックをカウンターで決めてダウンをゲット。2回に左ボディブローで10カウントとなった。ソンポンは3勝3KO2敗。
2024年11月5日 7時17分
2024年11月3日 20時12分
2024年11月3日 19時52分
2024年11月3日 10時09分
2024年11月3日 6時28分
2024年11月3日 6時19分