訃報 昭和の名選手 勝又行雄さん逝く
2019年7月29日 0時08分
2019年7月28日 16時34分
27日(日本時間28日)米テキサス州アーリントンのカレッジ・パーク・センターで挙行されたWBC・WBO世界S・ライト級統一タイトルマッチは、WBC王者ホセ・カルロス・ラミレス(米)がWBO王者モーリス・フッカー(米)に6回TKO勝ち。敵地で2冠を統一した。
初回いきなり左右でフッカーのバランスを崩したラミレスは左で倒す。これは足を踏んだところにパンチが当たったものでラッキーだったが、好戦的なラミレスは2、3回上下にパンチを浴びせてチャージ。フッカーはロープを背に後手に回る。
しかし地元ファンの声援を受けるフッカーは4回、身長、リーチを生かした戦法で対処。ラミレスをのけ反らせるなど反撃の狼煙を上げる。5回、再び優位に立ったラミレスにフッカーが途中から強打を返し好ファイトが繰り広げられる。
迎えた6回、左でダメージを与えたラミレスがロープへ後退したフッカーをめった打ち。10発パンチを食らいグロッギーになったWBO王者を主審が救った。TKOタイムは1分48秒。
カリフォルニア州が地元のメキシコ系ラミレスは25勝17KO無敗。凱旋試合を飾れなかったフッカーは初黒星で26勝17KO1敗3分。
ラミレスはワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)同級決勝のWBA王者レジス・プログレイス(米)vsIBF王者ジョシュ・テイラー(英)の勝者との4冠統一戦に前進した。
セミ格で行われたIBF・S・フェザー級タイトルマッチは、王者テビン・ファーマー(米)が挑戦者3位ギヨーム・フレノワ(フランス)に3-0判定勝ちで4度目の防衛。スコアは119-108、116-111×2でファーマー。
サウスポー同士の一戦はファーマーが持ち前のスキルを活かしてリード。10回にローブローで減点されたが逃げ切った。ファーマーはこの日、WBA“スーパー”王座の防衛に成功したジェルボンタ・デイビス(米)との統一戦を望んでいる。Photo/SUMIO YAMADA
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