October
05
Saturday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

20°C Rain
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > ラミレスがフッカーを痛烈TKO S・ライト級2冠獲得
ファーマーは大差判定でV4

ラミレスがフッカーを痛烈TKO S・ライト級2冠獲得
ファーマーは大差判定でV4

2019年7月28日 16時34分

 27日(日本時間28日)米テキサス州アーリントンのカレッジ・パーク・センターで挙行されたWBC・WBO世界S・ライト級統一タイトルマッチは、WBC王者ホセ・カルロス・ラミレス(米)がWBO王者モーリス・フッカー(米)に6回TKO勝ち。敵地で2冠を統一した。

王者対決はアウェイのラミレス(左)が制した

 初回いきなり左右でフッカーのバランスを崩したラミレスは左で倒す。これは足を踏んだところにパンチが当たったものでラッキーだったが、好戦的なラミレスは2、3回上下にパンチを浴びせてチャージ。フッカーはロープを背に後手に回る。

 しかし地元ファンの声援を受けるフッカーは4回、身長、リーチを生かした戦法で対処。ラミレスをのけ反らせるなど反撃の狼煙を上げる。5回、再び優位に立ったラミレスにフッカーが途中から強打を返し好ファイトが繰り広げられる。

 迎えた6回、左でダメージを与えたラミレスがロープへ後退したフッカーをめった打ち。10発パンチを食らいグロッギーになったWBO王者を主審が救った。TKOタイムは1分48秒。

 カリフォルニア州が地元のメキシコ系ラミレスは25勝17KO無敗。凱旋試合を飾れなかったフッカーは初黒星で26勝17KO1敗3分。

 ラミレスはワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)同級決勝のWBA王者レジス・プログレイス(米)vsIBF王者ジョシュ・テイラー(英)の勝者との4冠統一戦に前進した。

ファーマー(左)は持ち味のスピードと技巧で防衛成功

 セミ格で行われたIBF・S・フェザー級タイトルマッチは、王者テビン・ファーマー(米)が挑戦者3位ギヨーム・フレノワ(フランス)に3-0判定勝ちで4度目の防衛。スコアは119-108、116-111×2でファーマー。

 サウスポー同士の一戦はファーマーが持ち前のスキルを活かしてリード。10回にローブローで減点されたが逃げ切った。ファーマーはこの日、WBA“スーパー”王座の防衛に成功したジェルボンタ・デイビス(米)との統一戦を望んでいる。Photo/SUMIO YAMADA

Related article
関連記事