きっかけのエピソード ビート選手名鑑 田中恒成
3階級王者の原点は空手 近所にジムができなければ…
2020年4月20日 17時44分
2020年4月20日 12時03分
WBA世界ウェルター級スーパー王者のマニー・パッキャオ(比=写真)が母国のアマチュアホープに熱視線─。ミドル級の新鋭エウミル・マーシャルに対し、自身がトップに立つMPプロモーションと契約した暁には「プロで3戦目したら世界タイトル挑戦のチャンスを与える」とアピールした。マニラ・ブレティン紙にコメントした。
マーシャル(24歳)はユース時代から世界大会で活躍するアマチュアのトップ選手で、昨年の世界選手権ミドル級で銀メダルに輝いた。先月ヨルダンで開催された東京五輪アジア・オセアニア予選でも優勝を飾り、東京オリンピック出場権を獲得している。
マーシャルには既にイギリスやアメリカのプロモーターから誘いがあるようだが、ジェルウィン・アンカハス(IBF・S・フライ級)、ジョンリール・カシメロ(WBOバンタム級)、ベドロ・タドゥラン(IBFミニマム級)の3世界王者を擁するMPプロモーションとしては、母国のプライドにかけてマーシャルと手を結びたいのだろう。
パッキャオは「彼のオリンピックでの活躍もサポートする」と全面バックアップを宣言。オリンピックでメダルを獲得してプロ入りという青写真を描く。
同紙はプロ3戦目で世界王者となった1975年のセンサク・ムアンスリン(タイ)、2014年のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)の名前も挙げてパッキャオの仰天プランを解説。マーシャルの東京五輪での活躍、どこと契約するのか、いつプロデビューするかも含めて注目していきたい。
2024年12月12日 14時27分
2024年12月12日 13時19分
2024年12月12日 11時03分
2024年12月12日 10時49分
2024年12月12日 6時44分
2024年12月12日 2時13分