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師匠、輪島功一譲りの個性的スタイルに磨き

勅使河原弘晶が世界へ向けカギとなる特訓 
師匠、輪島功一譲りの個性的スタイルに磨き

2020年7月16日 15時05分

 OPBF・S・バンタム級チャンピオンの勅使河原弘晶(輪島功一S)が三迫ジムで加藤健太トレーナーのコーチを受けて特訓している。加藤トレーナーはWBC世界L・フライ級王者、拳四朗(BMB)のトレーナーとしても知られるが、くしくも勅使河原と似ている部分があるという。師匠である輪島会長譲りの個性的なスタイルで世界を目指す勅使河原は飛躍のきっかけをつかむのか─!? =ボクシング・ビート8月号より=

加藤トレーナーと練習を積む勅使河原

 世界ランキングでIBF6位、WBC8位にランクされる勅使河原は6月から輪島会長の古巣でもある三迫ジムにお世話になり、加藤トレーナーの指導を受けるようになった。

「前から拳四朗くんの体の使い方、動き方が僕とリンクするなって感じてて。その拳四朗くんを教えている加藤さんなら、僕を伸ばしてくれるんじゃないかと思ってました」

 堅実な試合運びが売りの拳四朗とワイルドなイメージの勅使河原。意外な取り合わせに思える。が、同じリングで動く2人を見ていると、確かに両足で前後に細かくステップし、トントンと刻むリズムはシンクロすることがある。

 ポイントとなるのは足。攻守に的確かつ素早いポジショニングを学び、磨いている。

「入り方、出方、入ったあとの動き、出たあとの動き…全部、細かく教えてくれる。加藤さんのすごいところは言語化できること。僕って感覚でやってきて、感覚でしか理解できなかったんですけど、それを言葉にしてくれる。それがスッと腑に落ちる感じなんです」

 6月で30歳になった勅使河原は「輪島会長が世界チャンピオンになった三迫ジムで練習していることに運命を感じます」と感慨深げ。「逆にこういうときだから、チャンスが回ってくるんじゃないかと思っています」と年内の世界挑戦を虎視眈々と狙っている。

 勉強熱心な若手トレーナー、加藤氏から学んだ数々の動き、拳四朗との違い、この1年にかける勅使河原の思いとは何か─。今注目のボクサー、勅使河原弘晶に迫った記事全文は現在発売中のボクシング・ビート8月号でご覧になれます。https://amzn.to/2OftQ34

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