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白熱のS・フライ級戦線に殴り込み

4階級制覇ニエテス 井岡戦以来2年ぶり現役復帰 
白熱のS・フライ級戦線に殴り込み

2020年10月6日 10時30分

 元世界4階級制覇王者のドニー・ニエテス(写真)が現役続行―。フィリピンでマニー・パッキャオ、ノニト・ドネアに続く3人目の4階級制覇王者がアメリカのMTKグローバル、D4Gプロモーションズと契約したと5日までに発表した。

 ニエテス(42勝23KO1敗5分)は2018年大みそか、マカオで井岡一翔(Ambition)とWBO・S・フライ級王座決定戦を争い2-1判定で4階級制覇を達成した。その後、WBOから同胞のアストン・パリクテとの指名試合をオーダーされたが、従わずタイトルを返上。この試合を最後にリングから遠ざかっており、半ば引退状態となっていた。

 しかし、2年ぶりの復帰を決意したニエテスは「私の旅はまだ終わっていない。エストラーダ、シーサケット、チョコラティート(ロマゴン)との戦いを望んでいる」とS・フライ級トップ選手に挑戦状をたたきつけ、「できるだけ早く戻ってきたい。12月か来年1月にはリングに上がりたい」と試合を渇望した。

 S・フライ級はWBC王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)、WBAスーパー王者ローマン・ゴンサレス(帝拳=ニカラグア)、前WBC王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)、WBO王者の井岡ら実力者がしのぎを削る。38歳のニエテスがかつての力をどれほどキープしているか不明だが、一流の役者だけに今後タイトル戦線に絡んでくる可能性は大いにありそうだ。

 リング誌によると、MTKプロモーションは先月、S・バンタム級のアルバート・パガラ(フィリピン)とも契約。ほかにヘビー級王者タイソン・フューリー(英)、ジャメル・ヘリング(米)、カール・フランプトン(英)、チャーリー・エドワーズ(英)、エッキー・ブドラーら新旧世界王者が契約している。

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