徳山洋輝がベテラン長田に負傷判定勝ち 大里登は小坂烈を退ける
2021年5月30日 22時32分
2021年5月30日 14時43分
“フィリピーノ・フラッシュ”が鮮やかに復活した。WBAスーパー&IBFバンタム級王者、井上尚弥(大橋)との激闘から18ヶ月、29日(日本時間30日)米カリフォルニア州カーソンで行われたWBCバンタム級タイトルマッチは、挑戦者1位ノニト・ドネア(フィリピン=写真右)が王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス=同左)に4回1分52秒KO勝ち。38歳でバンタム級3度目の王座獲得を果たした。ウバーリは3度目の防衛に失敗した。
世界タイトルマッチ20戦目となるドネアにサウスポーのウバーリは初回、サークルしながらパンチを散らし、やや優勢に進めた印象がした。2回、ドネアは右を放って圧力をかける。クリーンヒットはなかったが互角の攻防に持ち込む。
3回、ウバーリの左ストレートとドネアの右カウンターが交錯。目の離せない展開からドネアの左フックが炸裂。ウバーリが前のめりに倒れる。カウント後また効かせたドネアが終了ゴングと同時に放った左フックで王者は2度目のダウン。起き上がったウバーリにダメージが感じられるがジャック・レイス主審は慎重に状態を観察。続行を指示する。
4回開始のゴングに応じたウバーリは左を繰り出して捨て身の反撃を試みる。しかし左連打で攻勢をかけたドネアの左アッパーを食らってロープ際に沈む。レイス主審はカウント中に両腕を交錯させた。
リング上の勝利インタビューでドネアは「キングが戻ってきた」と喜色満面。「年齢の問題ではない。井上戦で私は多くのことを学んだ。人間のボディーはケアすれば保てる。私のメンタルはストロングのままだ」と発言。そして「次のゴールは井上とのリマッチ。バンタム級の比類なきチャンピオンを目指す」と言い切った。
ドネアは41勝27KO6敗。初黒星のウバーリ(34)は17勝12KO1敗。Photos from Esther Lin/SHOWTIME
2025年4月21日 19時45分
2025年4月21日 18時21分
2025年4月21日 8時18分
2025年4月21日 8時08分
2025年4月20日 20時30分
2025年4月20日 10時36分