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3度目の日本タイトル挑戦目指す大里拳、1年9カ月ぶりリングでTKO勝ち

2021年9月26日 20時21分

 大鵬ジム主催の「第68回チャンピオンズロード」は26日、大阪市中央区の天満橋エルシアターで行われ、メインの60.5キロ8回戦は、日本S・フェザー級3位の大里拳(27=大鵬)が1年9ヶ月ぶりのリングで小西帝士(24=井岡弘樹)に4回2分18秒TKO勝ち、3度目の日本タイトル挑戦へ弾みをつけた。セミで予定されていた弟大里登(大鵬)のフェザー級8回戦は対戦相手の木村テミン(グリーンツダ)の骨折により中止となった。

大里は4回、一気に勝負を決めた

◇60.5キロ8回戦
大里拳(大鵬)[TKO4回2分18秒]小西帝士(井岡弘樹)
 滑り出しは大里がジャブをよく突いてペースをつかみかけたが、2、3回と小西がジャブに合わせて右を繰り出し、大里を下がらせる場面も。3回は小西の右ストレートで大里がぐらついた。しかし4回に立て直した大里が右ストレートをヒットして、ここから一気に攻勢に転じ、小西にロープを背負わせて乱打。防戦一方になった小西を見て主審が試合を止めた。

 大里は18年10月、19年5月に日本S・フェザー級王者、末吉大(帝拳=引退)に挑むもいずれも敗北、12月には中川兼玄(三迫)に打ち合いで敗れ、その時以来のリングだった。20年5月に里穂さん(28)と結婚、今年5月に長女依采(いと)ちゃんが誕生してパパとしての再起戦を飾った。

「いい仕上がりで試合に臨んだが、実戦は違った。いいパンチをもらい、こんなことではだめだと思って試合をしていた。子どももできたし、日本タイトルのラストチャンスなのでこれからも頑張ります」と再びベルト戦線に乗り出した。大里は17勝5KO4敗1分、小西は6勝4KO5敗。

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