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バンタム級王者の一角、カシメロは王座保持 WBOあらためてバトラーとの指名戦義務づけ

2021年12月24日 10時24分

 WBOは23日、病気で今月11日にドバイで行われる予定だった防衛戦をキャンセルしたバンタム級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピオン=写真)について、王座をはく奪せずタイトル保持を認める決定を下した。

 カシメロは試合2日前の9日に体調不良を訴えて入院、前日計量を欠席した。WBOは急きょ、挑戦者ポール・バトラー(英)とジョセフ・アグベコ(ガーナ)による暫定王座決定戦を承認したが、バトラーがこれを拒否し、カシメロの王座がはく奪されるかどうかが問題となった。

WBOはカシメロ陣営が提出した診断書などを検討した結果、カシメロはウイルス性胃炎を患ったことに間違いないと判断して王座の保持を決定。試合の権利を持つプロベラムに対し、カシメロvs.バトラーの新たなスケジュールを組むかどうかの判断に15日間の猶予を与えた。

 カシメロはバトラー戦の前に選択試合を行うことは認められない。新たにスケジュールが組まれた場合、いかなる理由であっても計量に欠席したら、カシメロなら王座はく奪、バトラーなら挑戦権を喪失することも記された。

 バンタム級は井上尚弥(大橋)がWBAスーパーとIBF王座を、ノニト・ドネア(フィリピン)がWBC王座を保持している。Photo by SUMIO YAMADA

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