WBOフライ級王者・中谷潤人も仕切り直しV2戦 挑戦者の山内涼太「倒さないと勝てない」
2022年3月3日 15時42分
2022年3月3日 15時25分
ライト級の国内ゴールデンカード、アジア2冠王者の吉野修一郎(三迫)と元WBO・S・フェザー級王者、伊藤雅雪(横浜光)のタイトルマッチもミドル級統一戦に合わせてスライド。4月9日のさいたま決戦を前に、両選手が記者会見で決意を述べた。
30歳の吉野は日本王座を返上したものの、OPBFとWBOアジアパシフィック王座を保持し、デビューから無敗(14勝11KO)をキープしている元トップアマ。現在はWBO5位、WBC15位、IBF13位につけている。
前回の会見と同様、派手なスーツで会見に臨んだ王者は「伊藤選手は元世界チャンピオンで、キャリアもあるし、強いし、反応もいいですけど、ここで僕が伊藤選手に勝てばその先が見えると思う」とこの試合の重要性をアピール。「勝って僕がアメリカに行きたいと思います」。長らく日本のトップに君臨した俊英が伊藤超えで世界を目指す。
現在、日本ライト級2位につける31歳、伊藤(27勝15KO3敗1分)は世界王座陥落、三代大訓(ワタナベ)に喫した黒星を乗り越え、再浮上を狙っている。ライト級で再び世界を目指す伊藤は「もちろんまたアメリカでやっていきたいし、そこに向けて必ず超えないと行けない試合。吉野選手は強い選手で、まとまっているしパワーがある。その強い選手に勝って大きな山を必ず山を越えたい」と言葉に力を込めた。
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