4.12日本ウェルター級戦中止 王者の小原佳太けが 元世界王者の久保×佐川がメインに繰り上げ
2022年3月29日 15時58分
2022年3月28日 22時08分
28日、後楽園ホールの「第99回オーバーヒート・ボクサーズナイト」メインで行われた62.0キロ(S・ライト級)契約8回戦は、日本ライト級5位のジロリアン陸(フラッシュ赤羽)が元ランカーの粕谷雄一郎(角海老宝石)に5回1分25秒TKO勝ち。初の日本タイトル挑戦を決定づけた。
強打が売りの陸はこの試合に勝つか引き分けるのを条件に次戦の日本タイトル挑戦が内定している。粕谷も気合満々だったが、序盤から、陸が相手の入り際を切れのある右でとらえた。これに反応できない粕谷は3回、右アッパーでダメージを負い、陸のラッシュで大ピンチ。
しかしここをしのぐと続く4回、攻め疲れたか、スローダウンした陸を粕谷が反撃。右クロスなどでじりじりとプレスする粕谷。試合がもつれるかとも思わせたが、即決したのはやはり陸のパンチングパワーだった。
迎えた5回、ワンツーで再び効いた粕谷を陸がラッシュ。粕谷はなんとか耐えていたが、こらえきれず崩れ落ち、それと同時に福地主審が試合をストップした。
試合後はリング上を転がって喜んだ陸だが、リングネームの由来でもあるラーメン二郎好きが影響しているのか、「減量が地獄過ぎて、次はどうなるか分からない」。この日のプログラムには、勝つか引き分けで現チャンピオン宇津木秀(ワタナベ)の初防衛戦の指名挑戦者として6月以降にアタックする――と記されていたが……。
ホール(観衆1002人)をわかせた陸は14勝13KO3敗。粕谷は14勝4KO5敗2分。
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