April
29
Monday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

20°C Rain
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 混戦のフェザー級 サンタクルスは迷走の末にWBA王座返上 ウッドがWBA唯一の王者に

混戦のフェザー級 サンタクルスは迷走の末にWBA王座返上 ウッドがWBA唯一の王者に

2022年12月13日 9時39分

 WBAは12日、フェザー級スーパー王者レオ・サンタクルス(メキシコ=写真)がタイトルを返上したと発表した。サンタクルスは同級正規王者リー・ウッド(英)との対戦を指令されていたが、これによりウッドがフェザー級唯一の王者となった。

 フロリダ州オーランドで開催されているWBA総会で報告されたもの。4階級で世界を制しているサンタクルスは19年2月以降、フェザー級で戦っておらず、WBAから防衛戦を催促されていた。陣営は昨年12月に書面でフェザー級復帰の意思を示し、今年に入ってウッドとの試合を受けるとWBAに回答した。

 しかし、ウッド戦は合意にいたらず、今年8月にはWBC王者レイ・バルガス(メキシコ)との統一戦にシフトチェンジしたとのニュースが流れた。ところがこれも実現せず、最終的に王座を返上した。次戦は決まっていないが、陣営はS・フェザー級でのランキング入りを希望したという。

 ウッドは昨年7月、シュ・ツァン(中)から王座を奪取し、今年3月にはマイケル・コンラン(アイルランド)下して初防衛に成功。ボクシングシーンによると次戦は1月下旬か2月上旬に予定されており、以前対戦が発表されながらウッドのけがで中止となったマウリシオ・ララ(メキシコ)、元2階級制覇王者キコ・マルティネス(スペイン)の名前が対戦相手候補に挙っている。

 フェザー級戦線は混戦模様。先日、IBF王者ジョシュ・ウォーリントン(英)がルイス・ロペス(メキシコ)に敗れて王者交代。WBO王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)は同胞オスカル・バルデスとのWBO・S・フェザー級王座決定戦が発表され、タイトル返上の可能性が高い。WBC王者レイ・バルガス(メキシコ)も階級アップの予定で、WBCはオシャキー・フォスター(米)とのS・フェザー級王座決定戦を承認したと発表している。

Related article
関連記事