2014年4月28日月曜日

訃報 関西の技巧派王者、牧昭男さん逝く

 昭和30年代に関西で活躍したテクニシャン、元東洋J・フェザー(S・バンタム)級チャンピオンの牧昭男さんが26日深夜、大阪府泉南市内の病院で亡くなった。14日に転倒して外因性脳挫傷と診断され入院していたが、その後脳梗塞を起こして亡くなったという。78歳だった。

 大阪市出身。関西大学在学中の1958(昭和33)年全日本選手権フライ級優勝。同年の第3回アジア大会でも金メダルを獲得した。59年中外ジムからプロ転向。後の名選手関光徳と引き分け、ファイティング原田には2敗。63年に東洋王者坂本春夫(極東)に判定勝ちして念願のベルトを奪った。この時点ですでに全盛は過ぎ、翌年初防衛戦でプリノイ・PTO(タイ)に判定負けし無冠となったのを最後に引退した。通算プロ戦績は10勝5敗。

 引退後大関マキジムを主宰し、西日本ボクシング協会長を務めたこともあった。葬儀は家族葬としてすでに通夜が今日28日夕、「泉南セレモ平安」(泉南市)で営まれ、明日29日午前11時から同所で告別式が予定されている。喪主は妻の牧照子さん。泉南セレモ平安は、大阪府泉南市中小路3-2-1(☎072-484-5969)。なお、香典は受け付けていないという。