2014年5月7日水曜日

高山がV2、3-0判定で小野を退ける

 IBFミニマム級タイトルマッチが7日、ボディメーカーコロシアム(大阪府立体育館)で行われ、チャンピオンの高山勝成(仲里)が同級10位の小野心(ワタナベ)に3-0判定勝ち。2度目の防衛に成功した。スコアは115-111が2人に117-109が1人。

 高山はいつも通りのハイテンポなボクシング。左右に動きながら跳び込んで手数をまとめるスタイルで小野に迫った。小野は右で高山の跳び込みをいなしながら、左ストレートを打ち込むタイミングをうかがった。

 優位と言われた高山は、劣勢とは言えないまでも、小野の左をコツコツともらい、なかなか乗り切れないという印象。7ラウンドまでの採点は2-1で小野のリード。高山は悪いことに7、8回に右フックと左ストレートを浴びて両目じりから出血してしまった。

 しかしキャリアで勝る高山は8回から徐々にペースを掌握し、逆に小野は少しずつ失速していった。10回はロープの間に体の入ってしまった小野が、セルフジャッジをして動きを止めたところで、レフェリーの動きを確認してから右フックを連打。小野がひざまづき最初のダウンとなった。さらにラウンド終了間際に右のロングフックを叩き込み、小野にダメージを与えた。

 高山は最終12回、疲れとダメージでヘロヘロとなった小野を攻め立てた。小野はたまらず高山の体にしがみつき、ずり落ちるようにダウン。高山はフィニッシュを狙ったが、あと一歩のところでゴングとなった。「小野選手は独特のリズムがあり、序盤、中盤はやりづらかった」という高山が終盤に突き放す結果となった。高山は27勝10KO6敗1無効試合。小野は17勝2KO6敗2分。