24日の東京･後楽園ホールでリングに上がる川崎新田ジム所属のオタク･グラドルボクサー郷司利也子と東大卒公認会計士ボクサーの柏野晃平が20日、川崎市のジムで会見。昨年11月にプロデビューし、TKO勝利を飾ったタレントのロバート山本博が激励に駆け付けた。

　今回の激励訪問は、郷司が昨夏よしもとクリエイティブ・エージェンシーと契約し、柏野もよしもとが展開する「ふるさとアスリート」に登録したことから実現。山本は「2人ともボクシングとのギャップがいいと思う。ぜひサポーターとして応援したい」とエールを送った

　得意のコスプレ姿で会見した郷司（3勝2敗）は「ボクシングを10年続けてきたので、続けてきた強さを見せたい」と必勝宣言。下岡由美子（横田S）との対戦で対日本人初勝利を狙う。今年の新人王戦にエントリーしている柏野（1勝1KO）は新人王と同じミニマム級での一戦。「階級を下げるが、練習してきたことを出せば結果はついてくると思う」と目標の全日本新人王獲得に向けて、引地昭裕（ヨネクラ）との試合をステップにする考えだ。

　一方、昨年11月にプロデビューした山本は、今年の新人王に出場する道を模索したが、本業への影響が避けられずに断念したとのこと。「新人王は夢だったのでものすごく悔しかった」と心境を明かした上で、9月に迎える37歳定年を前に「引退マッチとか、できるならやりたい」とこちらもプロ2戦目に意欲を見せていた。