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ダブル世界戦検診、身長&リーチは王者が10cmリード

2016年8月29日 16時26分

 東京・大田区総合体育館で31日ゴングとなるダブル世界タイトルマッチの予備検診が29日、東京と大阪で行われ、WBA世界L・フライ級王者の田口良一(ワタナベ)WBA世界S・フライ級王者の河野公平(ワタナベ)、暫定王者で指名挑戦者のルイス・コンセプシオン(パナマ)が東京で、田口に挑戦する1位の宮崎亮(井岡)が大阪で検診を受けた。

台風で東京入りを早めた宮崎(左)と王者の田口

 メインで4度目の防衛戦に臨む田口は身長で11.3cm、リーチで13.5cmも宮崎を上回ったが「宮崎選手はスピードが速いので、リーチ差はあまり関係なくなるかもしれない」と慎重な態度。それでも宮崎の「待っとけよ」発言を耳にすると「望むところ。バチバチの試合になると思います」とプライドをのぞかせた。

 一方、大阪で検診を受けた宮崎は「3年前より身長が1.4センチ伸びたのがうれしい。成長期なんですかね」と報道陣を笑わせる余裕を見せながら「体重は200グラム・オーバーで仕上がりはいい。みなさんが興奮できる試合をして僕自身が勝ちます」と2階級制覇に意欲を見せた。

 こちらもV4戦となる河野も身長で9.9センチ、リーチで11センチと体格で大きくコンセプシオンを上回った。昨年12月、パナマでコンセプシオンの試合を視察し、試合後のリングにも上がった河野は「前回会ったときよりさらに小さく感じた。S・フライ級の身体ではないと思う。距離を取ってうまく戦いたい」と試合をイメージした。

かなりの体格差が明らかになった河野とコンセプシオン

 一方のコンセプシオンは「いつも自分より大きな選手と戦ってきた。体の大きな選手の操り方は心得ている」と身長差とリーチ差は織り込み済み。「このタイトルは私のものになる」と強気に締めくくった。

 なお、試合を中継するテレビ東京は、元アマボクサーでワタナベジムで練習経験があるお笑いコンビ南海キャンディーズのしずちゃんをスペシャルリポーターに起用すると発表。放送時間は当日21時から22時48分。ゲスト解説は前WBA世界S・フェザー級王者の内山高志とWBA世界フライ級王者の井岡一翔が務める。

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