衝撃!山中竜也、バイソンの右で沈む 川満俊輝も2回TKOで大内淳雅から日本王座強奪
2023年12月17日 20時58分
2023年12月17日 20時21分
17日、神戸ポートピアホテルで行われた日本S・フェザー級タイトルマッチは、チャンピオン原優奈(真正)が挑戦者11位の向山太尊(ハッピーボックス)をわずか69秒でしとめ、初防衛に成功した。
今年4月、坂晃典(仲里)を4回TKOで下して日本王座を獲得した原。練習中のケガでこの試合を一度延期したが、仕切り直しのこの日は圧勝で原ファンの留飲を下げた。
開始ゴングが鳴って、変則サウスポーの向山と探り合いが始まったが、チャンピオンの右ストレートが早くも届く。そのうちの一発で完全に効かされ、足を硬直させる向山。すかさず原が攻め込み、右でダウンを奪った。
ここは向山も立ち上がったが、この機を逃さず原が再び右ストレートでダウンさせると同時にストップがかかった。チャンピオン原の1分9秒TKO勝ちが宣せられた。
短い試合だったが、原は「めちゃくちゃ集中していた。どちらが先に射貫くかの勝負でした」と向山との駆け引きに言及。重圧のかかる初防衛戦にあえて苦手の変則型を挑戦者に選んだといい、最高の結果を出したことに満足気だった。
チャンピオンカーニバルでは、挑戦者決定戦を勝った奈良井翼(RK蒲田)を迎えることになる。原は「カーニバルで蹴落としますわ」と自信満々だった。原は14勝8KO2敗1分。初挑戦に失敗した向山は7勝4KO5敗となった。
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