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ホープ堤駿斗が大いに語る ビート4月号「飯田覚士の直撃トーク」より

2024年3月18日 10時57分

 OPBF王座を返上し、来る4月17日にはアンセルモ・モレノ(パナマ)との世界ランカー対決に臨む堤駿斗。アマチュアから鳴り物入りでデビューして以来4戦全勝、プロの水に慣れてきたホープはいよいよ本領を発揮しようとしている。東京オリンピック出場を逃した悔しさをバネに、堤はプロで世界フェザー級チャンピオンを目指す――《ボクシング・ビート4月号より》

飯田 前回は高校2年生だったね。
堤 そうですね。習志野高校でお話をしたのを覚えています。

飯田 たしかいまも最年少ゲスト記録なんだよね。
堤 ハハハ。ユース世界選手権を獲った直後でした。

飯田 そりゃいずれ大物になるから17歳で登場願ったんだけど、当時から目指すところはプロだった。
堤 ええ。ボクシングを始めた頃の夢や目標といえばプロで世界チャンピオンになってから、その先を目指したいなって。

飯田 堤くんはキッズが盛んになりだした世代で、周りも同様に上がってきている選手がたくさんいるよね。アマチュアもそうだし、プロになっても。この子たちが皆活躍したらボクシング界は大変なことになると思ったもの。叩き上げのプロが太刀打ちできなくなるんじゃないかと。
堤 そうですよね。最近は特にジュニアからやっていないと、なかなか高校でも活躍できないし、その上はなおさら差が出てきちゃうかもしれません。プロでもアマチュア上がりでないと活躍するのに時間がかかってしまうでしょうし。

飯田 そして十代の頃から見ていたり、ライバル関係だった選手と時を経て戦う可能性もあるわけだ。
堤 はい、ありますね。アマチュア時代のライバルたちとプロでも上で戦うことを期待されて、そういう声もいただきます。

飯田 いまだと誰だろう。
堤 やはり松本圭佑(日本王者)とは、そういう声もあります。アマチュアで何度やったんですかね、それでまたプロでやるかもしれないとなるとは。まあ、ベストは世界の舞台で戦えれば盛り上がるし、それまでお互い負けられないよねって、静かな闘志というのか。仲がいいんですけど(笑い)。

飯田 ハーっ、仲がいいって微妙だよね。
堤 そうなんですけど、高校時代からそんな感じでして、どちらかが階級をずらさない限りは全国大会で上に行けば必ず当たってしまうんです。

飯田 ライバルというのはいい存在だからね。仲はいいんだけど、ねぇ(笑い)。
堤 そうですね、刺激をもらっています。

飯田 WBOアジアパシフィック王者には藤田健児もいるしね。そうかぁ、時代は変わってるんだな。さてこないだの試合は、KOだったこともあるけど、ちょっとスタイルが変わったのかなと思うんだけどさ。「つかんだ」と。自分としてはどう?
堤 自分の中でも、3戦目まではちょっとビビっていたんですよ、8オンスのグローブの攻防に。余計に距離を取ってしまったり、攻撃に気持ちを注げなくてディフェンス7割ぐらいの意識になってしまったり。とにかくもらっちゃダメだと。..

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