WBA世界S･ミドル級“スーパー”王者のアンドレ・ウォード（米）が次戦についてツイッターで発信。6月20日に故郷カリフォルニア州オークランドのリングに上がるという。ウォードにとっては2013年11月以来1年7ヵ月ぶりのリング。対戦相手はいまのところ決まっていない。

　ウォードは昨年9月に亡くなったプロモーターのダン・グーセンと契約上のトラブルに見舞われ、試合枯れが続いていた。しかしグーセンの死後、遺族と和解し、今年に入って新興のロック・ネーション・スポーツと契約。今回の試合実現にあたりウォードは「長い間待ち続けてくれたファンに感謝したい。私は心身ともにコンディションを保っているので、カムバックが待ちきれない」と米メディアにコメントしている。

　スーパー王者のウォードに対し、WBAは“正規王者”カール・フロッチ（英）との対戦をオーダーしているが、フロッチがけがで戦線離脱してるため、6月は別の対戦相手が選ばれる模様。世界挑戦経験のあるポール・スミス（英）、マルコ・アントニオ・ペリバン（メキシコ）といった名前が挙がっている。