大沢宏晋がWBOアジア王座獲得、戸部洋平は南ア遠征
2016年4月2日 23時21分
2016年4月2日 21時12分
日本S・フェザー級タイトマッチが2日、後楽園ホールの「第548回ダイナミックグローブ」のメインイベントで行われ、WBC同級8位など世界3団体でランクされる王者の尾川堅一(帝拳)が挑戦者1位の杉田聖(奈良)に9回1分36秒KO勝ち、初防衛に成功した。
昨年12月に無敗の内藤律樹(E&Jカシアス)に勝利して一気に注目の日本王者となった尾川の初防衛戦。初回は杉田のシャープなジャブが目を引く立ち上がりとなった。硬さの見られる尾川だったが、やはりパンチ力とスピードは挑戦者よりもはるかに上。杉田はジャブから得意の右ストレートにつなげたいが、尾川の強打を警戒してか、なかなか手数が伸びない。両者ともに目立ったクリーンヒットはなく、5回を終わっての採点は48-47、49-46、50-45で王者がリードした。
ここから突き放したい尾川は、パンチを上下に打ち分けるなどしていったが、杉田のディフェンスをなかなか崩すことができない。杉田のジャブで左目も腫れた。一方の杉田も反撃に転じたいところだが、単発のパンチを決めたときにも、思い切った勝負には出られなかった。迎えた9回、尾川がガードの上から強烈な右を叩き込み、左フックをフォローすると杉田がキャンバスにばったり。立ち上がろうとした杉田の頭上で、青コーナーが投入したタオルが舞った。
「最後倒せてお客さんを喜ばせられて良かった。見過ぎてしまったのが反省点」と語った尾川は18勝15KO1敗。よく健闘したと言っていい杉田は11勝7KO2敗1分。
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