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2016年7月6日 水曜日

長谷川穂積「これがラストチャレンジだと思う」

  元2階級制覇王者、35歳の長谷川穂積(真正)が9月16日、エディオンアリーナ大阪でWBC世界S・バンタム級王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)に挑戦する。これが16度目の世界タイトルマッチとなる長谷川は「ラストチャレンジになる」と背水の陣を強調した。当日は山中慎介(帝拳)とのダブル世界タイトルマッチとなる。

16度目の世界タイトルマッチを迎える長谷川

 長谷川に2014年4月以来、約2年半ぶりに世界戦の舞台に立つ。「自分の中で今年の何月まで待つと決めて練習してきた。運よく世界戦を決めていただき、あとは悔いなくトレーニングをするだけ」と長谷川。「これがラストチャレンジだと思う。悔いのない試合をしたい」と言葉に力をこめた。

 波乱に満ちたボクシング人生はいよいよ最終章となる。WBCバンタム級王座を10度防衛し、一気に2階級上げてWBCフェザー級王座を獲得。3階級制覇をかけて14年にIBF王者キコ・マルティネス(スペイン)に挑戦したものの7回TKO負けした。これで引退かとだれもが思ったが、翌年復帰し、15年は世界ランカーと2戦して、ピンチもありながらいずれも勝利した。

 王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)は2月に同胞のフリオ・セハを下して王座に就いたばかりで今回が初防衛戦。12年に来日し、亀田興毅の持つWBA世界バンタム級正規王座に挑戦して1-2判定で敗れたキャリアを持つ。

 ルイスについて長谷川は「背が大きく、パンチがあって、メキシカンのリズムを持っていていい選手だと思う」と感想を述べたが、今回は相手うんぬんよりも、自身がいかに納得した状態でリングに上がり、納得した形で試合を終えることが最大のテーマなのだろう。会見では「悔いのないように」という言葉を繰り返し使った。

 長谷川家では世界戦に勝利した場合にのみ、家族がリングに上がるという不文律がある。長谷川の世界タイトルマッチでの勝利となると、WBC世界フェザー級王座を獲得したおよそ5年前までさかのぼらなければならない。かつてリング上でチャンピオンにだっこされていた長男は中学生となり、父親の身長を超えた。長谷川は「もう自分より大きいんで、次は勝って息子にだっこしてもらいます」と笑いを誘いつつ、有終の美を誓った。

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