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ハスキンス判定負け、IBFバンタム級王座陥落

2017年6月11日 12時14分

  IBF世界バンタム級タイトルマッチが10日(日本時間11日)英北アイルランドのベルファストで行われ、挑戦者10位のライアン・バーネット(英)が王者リー・ハスキンスに2-1判定勝ちした。スコアは119-107×2でバーネット、118-108でハスキンス。ハスキンスは3度目の防衛に失敗した。

 サウスポーのハスキンスと小柄はバーネットとの一戦。スピードで勝るバーネットがステップインして右を打ち込むなど積極的に攻め、序盤戦はクリンチが多い展開ながら、挑戦者がやや優勢に試合を進めた。

 バーネットは6回に右フックでハスキンスからダウンを奪い、その後も単発ながら右をヒットして優位に試合を進める。11回にハスキンスは再びダウン。スリップのようにも見えたが、これでバーネットの勝利が決定づけられた。

 ハスキンスは15年6月、岩佐亮佑(セレス)との座帝王座決定戦を制し、その後正規王者に昇格。昨年末には日本で大森将平(ウォズ)の挑戦を受けると発表されたが、けがでキャンセルし、今回の防衛戦を迎えた。戦績は34勝14O3敗。新鋭のバーネットは無敗(17勝9KO)のまま王座を獲得した。

 これでバンタム級王者は、WBAがスーパー王者ザナト・ザキヤノフ(カザフスタン)、正規王者ジェイミー・マクドネル(英)、WBO王者ゾラニ・テテ(南ア)、そしてWBCがV12王者の山中慎介(帝拳)という布陣となった。

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