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ネリが強さアピール 元王者対決でパヤノを9回KO

2019年7月21日 11時12分

 元WBC世界バンタム級チャンピオンで現WBC1位のルイス・ネリ(メキシコ=写真右)が20日(日本時間21日)、パッキャオvsサーマンをメインとする米ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナに登場。バンタム級12回戦で元WBA同級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国=同左)に9回1分43秒KO勝ちした。

“悪童”ネリは冷静な試合は運びでパヤノを撃破

 ともに日本でファイトした経験を持つサウスポーの対決。パヤノが初回からワンツーで仕掛け、ネリがこれをブロッキング、バックステップで外しながらパヤノを迎え撃つというスタート。ネリが3回にボディの連打を見せたあたりから試合は熱を帯びていった。

 パワーで上回るネリが上下に打ち分けて打ち合いで強さを発揮。ベテランのパヤノもひるまずに応じて譲らないが、7回にネリがパワフルなアタックでパヤノを後退させて見せ場を作る。パヤノが落ちてきた。

 ここからはネリが優勢。9回、踏みとどまろうとするパヤノを攻め立て、最後はボディを突き刺し、10カウントを効かせた。

 ネリ(24歳)は17年に山中慎介からWBC王座を奪い、18年の再戦で計量失格、王座はく奪。その後、4連勝で30勝24KO。昨年10月、横浜で行われたWBSSバンタム級準決勝で井上尚弥(大橋)に初回KO負けに続く黒星のパヤノ(35歳)は21勝9KO3敗。Photo/SUMIO YAMADA

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