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注目ヘビー級 ワイルダーvs.オルティス2

ネリまた体重超過でロドリゲス戦中止 
注目ヘビー級 ワイルダーvs.オルティス2

2019年11月23日 13時05分

 23日(日本時間24日)ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで挙行されるWBC世界ヘビー級タイトルマッチの計量が22日行われ、王者デオンタイ・ワイルダー(米)が219.5ポンド(99.56キロ)、挑戦者3位ルイス・オルティス(キューバ)が236.5ポンド(107.27キロ)を計測。10度目の防衛戦となるワイルダーは17ポンド(約7.7キロ)オルティスより軽かった。

エキサイティングな試合が期待されるワイルダー(左)とオルティス

 昨年3月の初戦で7回、ワイルダーをストップ寸前に追い込んだオルティスはベースのフロリダからラスベガスに早めに移動して調整。サウスポーのキューバ人はリベンジに燃えている。

 一方ワイルダーは地元のアラバマ州でスパーリング中心のキャンプを敢行。難敵を返り討ちにして元統一王者タイソン・フューリー(英)とのリマッチ、あるいは来月行われる現統一王者アンディ・ルイスJr(米=メキシコ)vs.アンソニー・ジョシュア(英)の勝者との一戦を目指す。賭け率は6-1と大きくワイルダー有利と出ている。Photos by Stephanie Trapp, Ryan Hafey

 セミ格のWBA・S・フェザー級“スーパー”王座決定戦は、フェザー級王者から転向するレオ・サンタクルス(メキシコ=米)が129.5ポンド(58.74キロ)、WBA2位ミゲール・フローレス(メキシコ=米)がリミット130ポンドでクリア。

山中戦の体重超過を思い出させたネリ

 同じリングで予定されたWBCバンタム級挑戦者決定戦は、前IBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)がリミットの118ポンド(53.52キロ)で合格したが、前WBC王者ルイス・ネリ(メキシコ)は1ポンド超の119ポンド(53.98キロ)を計測。猶予時間が与えられたがウエートは落ちず、ロドリゲス側は対戦を拒否。試合はキャンセルされた。

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