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モンスター退治に向け母国で決意表明

井上尚弥と統一戦のカシメロ「パンチ力は私が上」 
モンスター退治に向け母国で決意表明

2020年2月6日 11時48分

 WBO世界バンタム級王者のジョンリール・カシメロ(比=写真)が5日、フィリピンのマニラで記者会見を開いた。4月25日(日本時間26日)米ラスベガスのマンダレイベイ・リゾート&カジノで行われるWBAスーパー・IBF王者の井上尚弥(大橋)との統一戦に向けて決意表明した。

 フィリピンのマニラ・ブレティン紙によると、カシメロは「私はバンタム級一番のハードヒッター。井上はすごいパンチを打ち込んでくるので警戒しなければいけないが、私は彼よりもハードなパンチを打ち込む」と力強く宣言。29勝20KO4敗。ゾラニ・テテ(南ア)から王座を奪った試合も3回TKO勝ちだっただけに、自身のパンチ力が道を切り開くと信じているようだ。

 記者会見は“モンスター・ハンティング”というキャッチフレーズを掲げたパネルをバックに行われ、カシメロが世界に名高い“モンスター”井上をいかに退治するかを前面にアピールした。

 会見に同席したMPプロモーションのショーン・ギボンズ氏は「彼はリングの外では静かな男だが、リングに入れば違う。もし本当のモンスターに会いたいのなら、私の友人、ここにいるジョンリール・カシメロだ」とカシメロを“リアル・モンスター”とアピール。さらに「4月25日、フィリピン中のだれもがカシメロを知ることになるだろう」とアップセットを宣言した。

 今後、カシメロは米マイアミで3週間のキャンプに入り、3月の第1週にはラスベガス入りして調整するという。井上はきょう6日までグアム合宿中。帰国後、本格的なスパーリングに入る予定だ。Photo/SUMIO YAMADA

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