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ジャッジは自宅で採点も WBCが安全対策を提案

2020年5月6日 12時24分

 世界中のプロモーターが興行の再開を模索する中、世界最大の統括団体であるWBCは、ジャッジが自宅で採点をするなどの提案を発信した。

WBCマウリシオ・スライマン会長

 各国のプロモーターは中止しているイベントを6月ないし7月に再開しようと動いているが、多くの場合、再開するにしても無観客試合など人数を制限した小規模なイベントが検討されている。

 WBCの提案はこうした状況を受けてのもの。ESPNによると、そのひとつが、ジャッジがリングサイドではなく、自宅でテレビやインターネットを通じて試合を見て採点するというもの。少しでも現場にいる人間を減らそうという狙いで、ジャッジは映像をもとに各ラウンドごとに採点を報告、スーパーバイザーが集計するという方法だ。

 テレビカメラの数によって映像の質が変わるとか、自宅であれば回線が途切れる可能性もあるとか、問題はたくさんありそうだが、安全性をできるだけ高めるために検討に値するアイデアと考えられた。

 また、ボクサーとトレーナーらスタッフを試合14日前からホテルなどに隔離し、日々の検温などを実施すること、記者会見や計量は公開で行わないことなども示された。

 WBCのマウリシオ・スライマン会長はそれぞれの国、地域によって事情が違うことに理解を示した上で「これはボクシング界全体に推奨したい提案だ」と強調している。

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