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内山高志vs.坂晃典 プロアマ対決は3試合

2.11 LEGENDカード発表 八重樫東vs.京口紘人 
内山高志vs.坂晃典 プロアマ対決は3試合

2021年2月3日 15時31分

 観客全員にPCR検査を実施するボクシングチャリティーイベント『LEGEND』(2.11代々木第一体育館)の記者会見が3日、都内で開かれ、エキシビションの対戦カードを発表した。なお“メイン”を務める井上尚弥(大橋)の相手は後日発表される。

■LEGEND対戦カード
八重樫東(OB) vs. 京口紘人(ワタナベ)
武居由樹(大橋) vs. 木村翔(花形)
内山高志(OB) vs. 坂晃典(仲里)
平岡アンディ(大橋) vs. 成松大介(自衛隊体育学校)
井上岳志(ワールドS) vs. 森脇唯人(自衛隊体育学校)
佐々木尽(八王子中屋) vs. 岡澤セオン(鹿児島県体育協会)

 アマチュアの東京オリンピック代表に決まっている成松、森脇、岡澤の参戦が決まり、プロからは元K-1王者でデビュー戦前の武居、S・ライト級世界ランカーの平岡、WBOアジアパシフィックS・ウェルター級王者の井上、日本ユースS・ライト級王者の佐々木の出場が発表された。

 この日、会見に出席したのはプロ6選手とOBの八重樫さん、ライブ配信の解説を務める元WBA世界ミドル級王者の竹原慎二さん。元WBA・S・フェザー級スーパー王者の内山さんと日本同級王者の坂は欠席した。エキシビションは3分×3ラウンドで勝敗はつけない(判定はない)。

現在は大橋ジムトレーナーの八重樫さん(右)と現役王者の京口

 昨年9月に引退した元世界3階級制覇王者の八重樫さんは「(今日欠席の)井上尚弥から会見を盛り上げてくださいと言われたけど、言葉では盛り上げられないので試合で盛り上げたい」と“激闘王”らしく決意表明。現役選手と丹沢合宿で走り込むなどコンディション作りには余念がなさそうだ。

 現役のWBA・L・フライ級スーパー王者の京口は「八重樫さんはレジェンド。八重樫さんとはスパーをしたことがないので2月11日は楽しみたいと思う」とこちらは余裕を感じさせる発言。3月にアメリカでの防衛戦を控えており、日々ハードな練習を積んでいる。

こちらは木村(右)と武居

 3月11日にプロデビュー戦を控える武居は元K-1王者の肩書きで出場するだけに「元世界王者を相手にK-1チャンピオンがどこまでやれるのか楽しみにしてほしい」とコメント。元WBOフライ級王者の木村は「K-1チャンピオンがボクシングルールとはいえどれくらい強いのか興味がある」と腕を撫した。

 オリンピックに2大会連続で出場を決めている成松と対戦するIBF・S・ライト級12位の平岡は「成松選手はアマチュアですごい実績を残しているレジェンド。いい試合になるかなと思う」と話し、3月11日に後楽園ホールで予定されている公式戦に向けて勢いをつけるつもりだ。

 アマからプロに転じて王者になった井上は「アマとプロが協同して社会貢献できるようなイベントに参加できてうれしい」とした上で、何度もスパーリングをしているという森脇とのマッチアップについては、「お互いに集中していいパフォーマンスを見せたい」と呼びかけた。

 19歳の現役高校生、佐々木は「岡澤選手はすごくうまくて強い選手。でもプロとしての意地を見せたいのでボコボコにしてやろうかなと。ダウンを取ってやるという気持ちでいきたい」と気合いのコメント。10勝9KOの勢いとパワーをレジェンドのリングにも持ち込むつもりだ。

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