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新鋭オコリーが6回TKO勝ち WBOクルーザー級王座獲得

2021年3月21日 10時20分

 WBOクルーザー級王座決定戦が20日(日本時間21日)、ロンドンのSSEアリーナで行われ、同級2位のローレンス・オコリー(英)が同1位クリストフ・グロワスキ(ポーランド)に6回46秒TKO勝ち。無敗のまま世界タイトルを獲得した。

 196センチの長身、オコリーが距離を取って戦おうとし、サウスポーのグロワスキはガードを固め、上体を振りながらオコリーの懐に入り込もうとした。オコリーはジャブをこまめに放ち、右を上下に打ち込みながら、距離が詰まるとすぐにクリンチ。グロワスキは思うように距離を詰められない。

 中盤に入るとグロワスキのペースが少しずつ落ち、オコリーが優勢に立って迎えた6回だった。オコリーの長い右がグロワスキのダッキングしたところに命中。グロワスキは背中からキャンバスに落ちるとそのまま大の字。立ち上がったもののTKOが宣告された。

 リオデジャネイロ五輪イギリス代表の28歳、オコリーは2017年3月のプロデビューから16連勝(13KO)でタイトルを獲得した。元WBO同級王者の34歳、グロワスキは王座返り咲きに失敗。戦績は31勝19KO3敗となった。前王者マイリス・ブリーディス(ラトビア)がグロワスキとの再戦に応じず王座をはく奪され、今回の決定戦が行われた。

■クルーザー級世界王者
WBAスーパー アルセン・グラムイリアン(アルメニア)
WBA リヤド・メルウィ(コートジボアール)
WBC イルンガ・マカブ(コンゴ)
IBF マイリス・ブリーディス(ラトビア)
WBO ローレンス・オコリー(英)

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