April
27
Saturday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

21°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 日本フェザー級王者の丸田陽七太 世界見据え 11.27後楽園ホールV1戦

日本フェザー級王者の丸田陽七太 世界見据え 11.27後楽園ホールV1戦

2021年9月3日 15時15分

 日本フェザー級チャンピオンの丸田陽七太(森岡)が3日、森岡和則会長とともにオンラインで記者会見を開き、11月27日後楽園ホール「DANGAN246」で同級8位の日野僚(川崎新田)と初防衛戦を行うと発表した。この日のセミでは日本同級最強挑戦者決定戦、渡部大介(1位=ワタナベ)vs.阿部麗也(2位=KG大和)が開催される。

世界ランキング7位につける丸田

 関西のホープとして2015年のデビューから注目を集める丸田(24=11勝9KO1敗1分)は今年2月、佐川遼(三迫)を7回TKOで下してタイトルを獲得した。もともと180㎝の長身とスピード、テクニックはピカイチだったが、佐川戦では弱点と言われたフィジカルと、ややディフェンシブだったボクシングを見事に改善。丸田はこの試合でチャンピオンカーニバルのMVPに選ばれた。

 初防衛戦で迎える日野(30=14勝9KO2敗2分)は19年12月の日本タイトル初挑戦で佐川に判定負けでいるが、クセのある長身サウスポーで、丸田も「独特のやりにくさとかはあるかなと思っている」と警戒する相手。それでも、「今後世界に向けてサウスポーとなることもあるだろう」(森岡会長)ということで今回の試合を受け入れたという。

オンラインで会見する丸田と森岡会長

 そう、デビューしたときから丸田が目標にしているのは世界だ。佐川を下して現在はWBCとIBFで7位にランクされる。セミで挑戦者決定戦が組まれたことを問われると、「正直世界を決まればそっちにいきたい気持ちはありますが、決まらなければ最強挑戦者の挑戦を受けることになると思います」と率直に語った。

 日本タイトル獲得後にはサポーターズクラブが生まれ、ボクシング一本で生活できる環境が整うなど、ボクシング人生の“夏”が到来した印象を与える丸田。勢いに乗ってきたチャンピオンは「サウスポーの相手になるので、右利き同士とはまたちょっと違う戦い方になると思う。違う動きの中で倒す姿を見てもらいたい」と力強くKO防衛を宣言した。

Related article
関連記事