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2021年9月16日 木曜日

五輪金メダリスト 入江聖奈の野望とは? 元世界王者の飯田覚士さんと対談

 時の人にご登場願おう。東京オリンピックの女子フェザー級金メダリスト、入江聖奈(日体大)。初出場のオリンピックで5度勝利して表彰台の一番上に立った二十歳。リングを降りれば、そのほんわかしたキャラクターでさっそくお茶の間の人気者になった。現役は大学までと発言してビックリさせたが、残された時間で入江がかなえたい野望とは――。《ボクシングビート10月号「飯田覚士の直撃トーク」より》

入江(左)と飯田さん 写真=吉場正和

飯田 オリンピックではおめでとうございました。きょうはよろしくお願いします。
入江 どうぞよろしくお願いいたします。

飯田 最初にボクシングの指導をしてもらったのが(シュガーナックルジムの)伊田武志会長。
入江 はい、そうです。

飯田 小学生で始めたんだものね。いまは伊田会長が女子の強化委員長なんだよね。じゃあ自分のボクシングを知ってくれている人とここまで歩んでこれたわけだ。
入江 そうですね。伊田会長にはわがままも言えるので、ありがたかったです。

飯田 わがまま? たとえば。
入江 しょうもないことですけど、「もっと練習は短いのがいい」と言えば考えてくださるし、「条件マスの条件はこんなのがいいです」とか言っちゃってるし。わがままで大変だったと思います。

飯田 でも自分がスキルアップするための要望だよね。条件マスではどんな要望を出したの?
入江 ええと、完全に条件を付けるのではなくて、もっと“実戦チック”な条件にしてもらったり。あやふやな言い方なんですけど。

飯田 分かる。型を決めちゃってるものじゃ、意味ないもんね。
入江 そうですね、気持ちが入らないので。

飯田 選択肢がたくさんある中での条件マスにしないと、なんの実戦の練習にもならないんだよね。
入江 ですね。私の場合だらけちゃうんですよね、途中から。

飯田 やはり練習に対してちゃんと考えて取り組むという姿勢だよね。言われたことをやるんじゃなくてさ。でも一方で、強くなればなるほど要望を出せばワガママと言われちゃうんだよねえ。
入江 ハハハ、ちょっとそこ、どこまで攻めるかが難しいですよね。

飯田 ホントそう。下っ端の頃はそんなことすら聞いてもらえないんだけどさ。でも伊田会長はそういうのをちゃんと聞き入れてくれたんだ。
入江 そうです。

飯田 メダルを獲った時は「現実に思えない」と言っていたと思うけど。いまはどう?
入江 金メダル獲ったんだなって感じはしますけど、夢に見ていた金メダリストと自分が同じかと言われると絶対そうじゃなくて。ちょっと、金メダルと自分のギャップに付いていけていません(笑い)。

飯田 でも皆そういうものなのかもね。入江さんの場合「大学卒業したらやめる」と言ってるから、そのギャップを埋める時間はそれほど多くないのかな。
入江 そうですねえ、でもオリンピックで警戒していた台湾のリンさんがいます。五輪アジア予選でボコボコにされたんですが、その方に勝てば少しは自信がわいてくるかなと思います。

飯田 じゃあ、まだこの先の課題があるということ?
入江 ボクシングはまだ全然究められてませんし、来年9月にアジア大会があるとも聞いていますから。そこでリンさんに勝てたら。……

 打倒リンの思い、自身のボクシング・スタイル。カエルに試合前のゲン担ぎに……ボクシング以外の話もたっぷりと語った「飯田覚士の直撃トーク」全文は発売中のボクシングビート10月号に掲載しています。こちらからもご購入できます。→https://amzn.to/3AccN8m

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