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2022年1月6日 木曜日

2022ライト級展望 有力選手ひしめく激戦階級 統一王者カンボソスは地元で8万人イベント!?

 全階級の中で最も熱い階級の一つがライト級だ。オーストラリアの伏兵、ジョージ・カンボソスが統一王者テオフィモ・ロペス(米)を下して世界を驚かせたのは去年の話。はたして2022年はどんな勢力図となるのか――。

■ライト級世界王者
WBAスーパー ジョージ・カンボソス(豪)
WBA ジェルボンテ・デービス(米)
WBC デビン・ヘイニー(米)
IBF ジョージ・カンボソス(豪)
WBO ジョージ・カンボソス(豪)

デビン・ヘイニー

 2021年、統一王者テオフィモ・ロペス(米)をアップセットで下したジョージ・カンボソス(オーストラリア)の鼻息が荒い。注目の統一王者は初防衛戦を地元オーストラリアで行うと宣言。地元、7ニュースの取材に対して「試合はマーベルかアコールのどちらかのスタジアムで行われ、8万人のファンが集まる。チケット完売の歴史的なイベントになる」とまで豪語した。

 これを本当に実現させようとすれば、生半可な相手では済まないだろう。28歳のチャンピオンもそのことをよく承知しており、デビン・ヘイニー、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)、ジェルボンテ・デービスの名前を上げ、「私は彼らのだれかと戦うつもりだ」と言い切る。

ワシル・ロマチェンコ

 では、実際にオーストラリアに乗り込んでカンボソスと対戦するのはだれなのか。WBC王者ヘイニーは昨年12月4日、4度目の防衛を成功させたあと、DAZNの実況席に招かれて試合を生観戦したカンボソスと同席。対戦景気をあおったことから、有力候補の一人と考えられる。

 ロペスに王座を奪われた元3冠王者ロマチェンコもカンボソスとの対戦を強くアピール。WBCとWBOでランキング1位につけており、カンボソス×ヘイニーという運びになれば、その次を狙うというところか。ロペス、ヘイニーとともに“ヤングジェネレーション”の一角であるデービスは保持していたWBA・S・ライト級王座を返上。ライト級に絞ったところは興味深いが、12月の試合で拳を痛めたのが気になるところだ。

ジェルボンテ・デービス

 心の病とけがで戦線を離脱していたこちらもヤングジェネレーション、元WBC暫定王者ライアン・ガルシア(米)は春に復帰予定。インスタグラムのフォロワー880万人を誇る人気者はイサック・クルス(メキシコ)と対戦が有力と伝えられる。デービスを苦しめたクルスを下し、デービスと対戦するというのがファンの臨むところ。いずれこの選手が復帰すればライト級はさらに活気づくだろう。

 カンボソスに敗れたロペスは階級アップが有力とみられている。トップランクのボブ・アラム氏は、ロペスが減量の影響で脱水症状となり、深刻な状況に陥ったとして階級アップを強く主張。ロペスも以前から階級アップの可能性に触れており、階級アップが既定路線になりつつある。

 21年6月、ロマチェンコに敗れた中谷正義(帝拳)は再びアメリカ進出を目論む。WBO5位につける元アジア3冠王者の吉野修一郎(三迫)、吉野との対戦が予定される元WBO・S・フェザー級王者、伊藤雅雪(横浜光)も海外での活躍が期待される選手だ。また、キャリア終盤に差し掛かり、もう一花咲かせようとしている元3階級制覇王者、ホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)の動きからも目を離せない。

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