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日本ウェルター級13位の能嶋宏弥が6連勝 刈谷の興行

2022年3月20日 18時29分

 20日、愛知県の刈谷市産業振興センターあいおいホールで行われた薬師寺ジム主催「SPLENDID BOXING」のメインイベント、S・ウェルター級8回戦は、2020年度の全日本ウェルター級新人王の能嶋宏弥(薬師寺)が畑上昌輝(長崎ハヤシダ)を判定で破り、6連勝を飾った。また、セミファイナルで行われた54.5kg契約の6回戦では、同じく2020年度のバンタム級新人王、冨田風弥(TRIBE)が安西蓮(名古屋大橋)に敗れた。

6連勝をマークした能嶋

◇S・ウェルター級8回戦
能嶋宏弥(薬師寺)[3-0(78-74、79-73、80-72)]畑上昌輝(長崎ハヤシダ)
 リングを大きく回る能嶋を追う畑上。左をボディへと伸ばしてからの右スイング。「気をつけていた」能嶋は、畑上の動きを見切り、一発一発シッカリとした左をヒットする。

 畑上がラフに仕掛ける圧を強めて近づくが、能嶋の正確な左、そして右アッパーに思うような攻撃までつなげられない。ランキング取りに燃える畑上の気迫とビッグパンチはもしかしたらと思わせ続ける。

 しかし右ストレートこそ「つなげられる距離にあまりなかった」ものの、能嶋の左は終始畑上の気合を切り刻み続けた。最後まで「自分のボクシングを貫いた」能嶋が、大差の判定をモノにした。

◇54.5キロ契約6回戦
安西蓮(大橋)[3-0(58-56×3)]冨田風弥(TRIBE)
 長身サウスポーの冨田が、序盤はリングを大きく回りながら機を見て飛び込む。大きく動く冨田に対して、2020年度の中日本S・バンタム級新人王の安西は、プレスをかけながらよく見て対処している。

 ダイナミックな動きを見せる冨田。しかし冷静な安西はコツコツと左右をヒット。終盤は圧をかけて前に出るようになった冨田だが、そうすると安西のカウンターがますます冴える。ワイルドな左右で迫る冨田を、安西はシッカリと見極めてパンチを合わせ続けた。

◇フライ級4回戦
坂井涼(畑中)[3-0(39-37×3)]森川祐輝(緑)

◇54.5キロ4回戦
山田俊(中日)[TKO3回2分28秒]芝山定佳(名古屋大橋)

◇女子S・フライ級4回戦
前田宝樹(姫路木下)[引き分け1-0(39-37、38-38×2]樋口藍(ARITOMI)

◇S・フライ級4回戦(中日本新人王予選)
岩永翔太(タキザワ)[2-0(39-37×2、38-38]梅村吏玖(薬師寺)

◇S・フライ級4回戦(中日本新人王予選)
佐野遥渉(平石)[3-0(39-37、40-36×2]加藤駿希(天熊丸木)

◇ミニマム級4回戦(中日本新人王予選)
宮澤漣斗(蟹江)[2-0(39-37×2、38-38)]水谷流(トコナメ)

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