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引退表明のフューリー 今後はUFC王者とエキシビション? プロレス参戦? 4団体統一戦は完全消滅?

2022年4月25日 10時25分

WBCヘビー級王者のタイソン・フューリー(英)は23日(日本時間24日)、ロンドンのウェンブリー・スタジアムに9万4000人の観衆を集め、暫定王者ディリアン・ホワイト(英)に6回TKO勝ち。試合後に引退を表明したが、はたして今後はどうなるのだろうか――。海外メディアの記事から今後を占ってみたい。

ワイルダー第2戦のフューリー

スカイスポーツによると、フューリーは昨年10月に行われたデオンテイ・ワイルダー第3戦の前、妻パリスさんに「これをラストファイトにする。もうこれ以上やりたいことはない」と告白。パリスさんもこれに同意したという。

しかし試合後、プロモーターのフランク・ウォーレン氏から「ウェンブリーでホームカミング・ファイトができる」と連絡が入り、フューリーは「もう一度行かなければならない。もう一度ブーツを出さなければならない」とパリスさんに伝えた。

ウォーレン氏の提案はフューリーにとって大きかったようだ。フューリーは15年11月、統一王者ウラジミール・クリチコを下してヘビー級3団体統一王者となった。しかしその後はドーピング違反や精神的健康問題が生じ、一度の防衛戦を行わないまま戦線離脱した。

このとき手を差し伸べてくれたのがウォーレン氏。フューリーは「多くの人は知らないだろうが、フランクが私を死の瀬戸際から連れ出してくれた」(英ボクシングニュース)と語っている。

その後、18年6月に行われた復帰戦の観衆は2万人。同年8月の復帰第2戦には3万5000人を集めた。そしてフューリーは無敗のWBC王者だったワイルダー戦を希望。同年12月の第1戦は「まだ準備が整っていなかった」状態でドロー。そして再戦、第3戦に勝利し、今回の9万4000人イベントにつながる。フューリーとしては「十分にやり切った」という思いが強いようだ。

フューリーは「(引退という)自分の決断に満足している。妻と子どもたちと家に帰る」と話し、「私はロッキー・マルシアノに次ぐ2人目の無敗ヘビー級王者として引退する」と歴史に名を残した達成感も口にした。3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)とアンソニー・ジョシュア(英)の勝者との4団体統一戦には関心を示さなかった。

今後については「間違いなくそうなる(引退する)と思うが、エキシビションは除外しない。フランシス・ガヌーが今日いたが、彼は候補の一人」とUFC王者の名前を挙げ、「私の姿をサマースラムで近々見られるかもしれない。ビンス(マクマホン=WWEのCEO)と話をしなければいけない」と世界最大のプロレス団体にも興味を示した。

フューリーは身長206センチ、体重120キロ超の巨漢にして、記者会見ではピカイチのトークを展開し、リング上で歌まで歌う多芸ぶりは知られるところ。今後は“エンタテイナー”として活動していく考えで、その一貫としてのボクシング復帰もあるのかもしれない。Photo by SUMIO YAMADA

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