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2022年6月17日 金曜日

9.17ゴロフキン戦のカネロ メイウェザー戦以来の敗北が及ぼす影響は?

 ドミトリー・ビボル戦でサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)は12回0-3判定負けを喫した。カネロにとって2013年9月のメイウェザー戦以来となる黒星。無敵状態だった男はこれでPFPキングの座から降りることとなったが、ほどなくして噂されていたゲンナジー・ゴロフキンとの第3戦を発表。S・ミドル級で再起する。この試合はもちろんのこと、興味深いのは、負けがカネロのボクシングにもたらす影響である。ビボル戦敗北の理由を探り、しっかり修正してくるのか、それとも……そのあたりも探ってみる。《ボクシング・ビート7月号より》

 現在のボクシングの顔と言うべきカネロの敗北は、米国、メキシコではスポーツコーナーのみならず一般のニュースでも取り上げられるトピックとなった。皮肉にもカネロが順当に勝っていれば、そんな事態にはならなかっただろう。あらためてカネロのセレブ度を象徴することになった。

 当然ながら敗因が分析されている。L・ヘビー級は適正なウェイトではないというものが最も多く、攻撃が単調だった、スタミナ切れなどとともに「金持ちになってゴルフに熱中し過ぎた」という意見まである。

 ハングリースポーツと呼ばれるボクシングは、ハングリーでなくなると終わりという厳しい現実が待っている。9年前にフロイド・メイウェザーに初黒星を喫した後は無敗で、ここ3年は向かうところ敵なしだったカネロにしてもボクシングの“掟”に逆らえなかったということか。

 連勝中もゲンナジー・ゴロフキンとの2試合、そしてキューバの曲者エリスランディ・ララ戦は接戦で、カネロは負けていた……という声も聞かれた。しかし今回のビボル戦ほど分が悪い内容ではなかった。あんなに強く見えたカネロが、公式スコアこそ小差だったものの完敗を喫するとは。

 逆にビボルの強さを引き立たせた原因はどこにあったのだろうか。5月7日ラスベガス、T-モバイル・アリーナの攻防を振り返ってみよう。

 アマチュアで豊富な経験を積んだビボルだが、プロではこれが20戦目。対するカネロは61戦目と3倍のキャリアを誇る。初回、左ジャブを繰り出すロシア人。カネロはジャブを省略していきなり左フックを放つ。最近の数戦で効果を発揮しているブローで特に腹への攻撃は有効だったが、ビボルのアームブロックに阻まれる。逆にビボルのジャブをカネロは全部防ぐことができない。..

 L・ヘビーに手を伸ばしたカネロの戦闘スタイルは修正すべきなのか!? ビボル戦黒星、そしてGGG戦を前に占う元PFPキングのいま――。記事本文は発売中のボクシング・ビート7月号に掲載しています。

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