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ムンギアがデレフヤンチェンコと世界前哨戦 ミドル級世界タイトル戦線の動きを整理

2023年5月4日 12時16分

2階級制覇を狙う無敗のミドル級上位ランカー、ハイメ・ムンギア(メキシコ)が6月10日、米カリフォルニア州オンタリオのトヨタ・アリーナでセルゲイ・デレフヤンチェンコ(ウクライナ)と世界前哨戦を行う。主催のGBP、サンフェル・プロモーションが明らかにしている。

ムンギア(26=41勝33KO)はWBO・S・ウェルター級王座を5度防衛後、20年にミドル級に進出。22年にはWBC王者ジャモール・チャーロ(米)への挑戦が内定したと報じられながら実らず、11月にはWBOが王者ジャニベク・アリムハヌリ(カザフスタン)とムンギアの指名戦を指令したものの交渉は成立しなかった。

デレフヤンチェンコ(37=14勝10KO4敗)はこれまで世界王者のダニエル・ジェイコブス(米)、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)、チャーロに挑戦していずれも敗れているが、すべてフルラウンドまで戦い、一定の評価を得ている。今回の試合を世界前哨戦と意気込むムンギア陣営にとっては格好の相手だ。

ミドル級の世界タイトル戦線を整理すると――。

WBA スーパー王者だったゴロフキンが王座を返上。正規王者エリスランディ・ララ(キューバ)が唯一の王者となったが、次の防衛戦は決まっていない。

WBC 試合から2年間遠ざかっているWBC王者チャーロが復活に向けて準備を進めている。これに伴い、カルロス・アダメス(ドミニカ共和国)が昨年10月に暫定王座に就いた。ともに次の防衛戦はアナウンスされていない。

IBF ゴロフキンが王座を返上し、IBFはエスキバ・ファルカン(ブラジル)とビンセンツォ・グアルティエリ(ドイツ)に王座決定戦を指令。入札が行われドイツのAGONスポーツが落札。

WBO 王者アリムハヌリは今月13日に米ストックトンでスティーブン・バトラー(カナダ)と2度目の防衛戦。

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