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12.13バンタム級4団体統一戦の井上尚弥 アメリカでの“10年ぶり出げいこ”を語る

2022年10月17日 10時58分

 9月、井上はロサンゼルスに渡って現地でトレーニングを行った。向こうのS・バンタム級、フェザー級のランカーたちを相手にした感想は? ゆくゆく階級をアップする計画なだけに気になる、というわけで大橋ジムを訪ねる。いざ話を聞いてみたらやはり怪物的なエピソードがいくつも……。《ボクシングビート11月号より》

アメリカから帰国後、ジムでスパーリングをする井上

 9月中旬、井上はロサンゼルスで約10日間のトレーニング・キャンプを行った。ワイルドカード・ボクシングクラブでスパーリングをメインにした日々。向こうの世界ランカー級と手合わせした感想はあとで紹介するとして、まず井上が大橋ジム以外でスパーリングをすること自体が珍しい。

「出げいこは大橋ジムに来てからやっていないので、もう10年ぶりぐらいですか。メンタル的に全然違う。慣れた雰囲気ではないし、またいつもと違う選手やトレーナー、関係者が見ているし。緊張感を持ってやれました」

 ちょっと懐かしい感じもした、と井上は言う。幼い頃にボクシングを始めて高校時代まで、数えきれないほど行った「道場破り」を思い出したのだ。出げいこはこの緊張感が当たり前。ルーティン通りにいかない環境でやることも大事で、「これをしないといけないなと思いました」と井上は言っていた。

「大橋ジムにパートナーを呼んでやっていると、相手が効いたりしたら、これぐらいにしておこうかなと時に手加減したりしちゃう。でも相手のジムに行ったら関係ないじゃないですか」とも。

――アメリカ・リングでバリバリやっている重い階級のボクサーたちとグローブをかわしてみて、ズバリどうでしたか。

「全然、体力負けも体負けもしなかったです。S・バンタム級のホバニシャンはちょっとやる前から体がぷっくりしていて、目立ったテクニックはなかったけど老かいさは感じました。パンチはなくはないですよ」..

 12月13日のポール・バトラー(英)戦に向けて視界良好――。実り多きスパーリング合宿についての井上インタビュー全文とバトラー戦情報は発売中のボクシングビート11月号に掲載しています。
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