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金子がリーチで上回る、内山は首を強化?

2013年12月28日 16時56分

 大みそか大田区総合体育館で行われるダブル世界戦の予備検診が28日、都内で行われ、WBA世界S・フェザー級王者の内山高志(ワタナベ)、挑戦者の金子大樹(横浜光)、WBC世界S・フェザー級王者の三浦隆司(帝拳)、挑戦者ダンテ・ハルドン(メキシコ)の4選手が出席した。

内山と金子が予備検診(ボクシングニュース)
ともにこのクラスでは抜群の体格を誇る

 WBAタイトルマッチは、金子が身長で2センチ上回ったのは予想通りだったが、リーチでも手の長い内山を2.5センチ上回った。陣営は「サイズを意識して戦うわけではない」と口をそろえたが、石井一太朗会長は「金子は脈が安定して(50/min)落ち着いている。頼もしい限り」と体格よりも金子の強心臓に感心していた。

 一方の内山は首回りが前回の試合に比べて1.5センチ増えたことに記者の質問が集中。内山によれば特に首を鍛えたのではなく、通常のフィジカルトレーニングの中に首を鍛えるメニューも入っているとのこと。首が太いと打たれ強いのではないか、という意見について内山は「科学的に証明されてはいないと思う」と笑ったが、すべての面でパワーアップしていることは間違いなさそうだ。両選手の主な数字は以下の通り。

    内山  金子
身長  172cm 174cm
首回り 38.5cm 38cm
胸囲  100cm 91cm
リーチ 182cm 184.5cm

三浦とハルドンが予備検診(ボクシングニュース)
三浦(左)の検診をハルドンが見守る

 WBCタイトルマッチはハルドンの体の大きさが目を引いていたが、リーチは意外にも三浦のほうが5センチ長いことが判明。葛西裕一トレーナーは「ビデオの映像を見てハルドンのリーチがないだろうとは思っていた。高地トレーニングで鍛えたスタミナは侮れないが、リーチ差は有利に働くと思う」と語っていた。両選手の主な数字は以下の通り。

    三浦  ハルドン
身長  169.5cm 172.5cm
首回り 37cm   38.5cm
胸囲  90cm   94cm
リーチ 178cm  173cm

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